「生」の話 PART.2

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 では引き続き「生」の話 
 ここでは日本のビール大半を占めるスタイルのピルスナーについてです。

 アルコール発酵の過程で役目を終えた酵母は、
 細胞膜が破れ中身の液が出て、不快な臭いをだします。
 加熱殺菌しては「生」と言えないので、じゃあどうするか?

 日本では1ミクロンほどの穴しか開いてないセラミックフィルターで
 酵母を濾過して、殺菌ではなく除菌するんです。
 日本以外の国のほとんどが低温殺菌を施しています。
 しかも低温殺菌をしても人に感じる香味はあまり変わりません。
 もちろん低温といえど加熱なので、「生」ではありません。
 あまりに細かい1ミクロンのようなフィルターで濾過すると
 酵母はもちろん、苦みなどのビール本来の味も多少取り除かれてしまいます。

 「クリアですっきりとした味わい!! キレのある喉越し!!」
 今パッと思い浮かんだフレーズですが、全然間違ってないキャッチコピーです。

 けど何がクリアになってるのか。(麦本来の香味かな) 
 キレのある喉越しは味を表現した言葉ではなかったりします。
 ビールに何を求めるか?によっては恐るべしキャッチコピーの裏側!!

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 日本のような気候では、日本のピルスナーはピッタリです。 
 自分もよく飲むし、否定してるわけではありません。

 ドイツやチェコのピルスナーは麦やホップの香味がもっとハッキリ出ています
 これは副原料に米やジャガイモのようなデンプン質の糖質が入ってなく
 麦芽のみだから香味が分かりやすいのです。
 1杯目に日本のピルスナー、2杯目に欧米のピルスナー、3杯目は……
 みたいに楽しむのも面白いです。
 
 どんなビールが好きか、皆さん好みはそれぞれなので自由です。
 そこでアンバーロンドとしては、欧米にはいろいろなスタイルのビールがあるので
 お客様の選択肢を拡げていただいて、その時のこだわりの1杯を決める
 お手伝いを出来たらなぁと思います。

 ここまでを踏まえて、お店に行ったら

 『生ビールください!!』

 とオーダーしてみよう ドヤ顔でなくね (笑)


 P.s  去年の泉マルシェで出したヴェデット
    ボトルの裏ラベルには関係者の顔写真が載っています
    そして私の顔ヴァージョンがついに 見つかりました!!!!
    しかも輸入元の担当の方が直接引き当ててくれました 
    手に入るのに2年も待ったもんなぁ
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by amber-times | 2010-07-21 17:54 | AMBER RONDO | Comments(0)
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