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ドイツビールの超激レア樽生が開栓中!!

①えっ!? 秋限定なのに春に飲めるオーガニックのドイツビール樽生?
②本当!? 一度凍らせた度数12%のドイツビール樽生!?


そんな超激レアなドイツビール樽生を開栓し
只今アンバーロンドでご案内中です。

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以下、そのビールを造るシュナイダー醸造所の説明です。

19世紀初め、ヴァイスビアの父と言われるゲオルク・シュナイダーが国営醸造所から独立し、
バイエルン王所有の醸造所を買い取りシュナイダー醸造所が創業しました。
代々経営者は彼の名前を継ぎ、今でも1世が残したレシピを元に醸造。
以前は南ドイツ・ミュンヘン市内に醸造所が有り、今は北東のレーゲンスブルグ近郊のケルハイムに移転。
市内の直営ビアレストランは中世の雰囲気を色濃く残し、季節によっていろいろなヴァイスビールが
年間を通して楽しめます。AR店主は2010年秋に醸造所と直営ビアレストランを訪問してきました。
その時の様子は当ブログにて2011年1月に紹介しています。

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①シュナイダー・グリューネス:樽生 6.2%

コチラはシュナイダーが毎年秋にリリースするオーガニックヴァイツェンで
USDAオーガニックという厳しい検査をクリアしたビールです。
何で春に飲めるのか?それはシュナイダーが今年のビール純粋令500周年を記念して
春にもリリースしたんですよー。美味しさは言わずもがな。バツグンのバイエリッシュ•ヴァイスビアです。
南ドイツ・バイエルン州で収穫の高品質な材料をヴァイツェン酵母で発酵。
熟成はラガーの様に低温で行うので小麦ビール特有のタンパク質が除かれ、爽やかなビールになります。
濾過せずに酵母による二次発酵があり、まろやかなフルーティさと麦芽の芳醇な香りと心地良い酸味、
そして少し高い度数が食欲をそそります。ドイツの有機認証機関の厳しい審査をクリアしています。


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②シュナイダー・アヴェンティヌス・アイスボック:樽生 12.0%
☛ つ、ついに 醸造元初の樽でのリリース!! 業界騒然!?

ドイツ・ミュンヘンでは毎年イースター復活祭の数週間前、3月半ば〜4月上旬にかけて
「Starkbier Fest」が開催されます。Starkシュタルクは「強い」の意味。
ドイツの厳しい冬が終わり、春を迎えるとミュンヘンでは人々が会場でハイアルコールビールを飲み
春の訪れを祝う日本の花見的なお祭り。
このアイスボックは『飲むメルセデス』ことアヴェンティヌスを濃縮させたもので、度数は12%
店主が愛して止まないシュナイダー醸造所。このアイスボックは今までボトルのみの輸入でした。
年末に樽の輸入が有る連絡をいただき、胸躍りました。本当に!?マジで!?
アイスボックは一般のヴァイスビアとは違い、専用の特別製のタンク内で醸造されます。
上面発酵行程が終了すると、タンク全体の温度を下げて凍結へ移ります。

1930年代、ビールが輸送中に一部が凍ってしまった事が有りました。
ところがそれは高濃度・ハイアルコールの芳醇なビールになっていました。
この「伝説の失敗」を、情熱と最新技術で現代に蘇らせました。

アイスボックは一般のヴァイスビアとは違い、専用の特別製のタンク内で醸造されます。
上面発酵行程が終了すると、タンク全体の温度を下げて凍結(氷結)へ移ります。
タンク内ビールの表層部分にある水分だけを薄く凍らせ、さらに温度を下げて
同行程を繰り返し、何層もの薄い氷の層を形成していきます。
この行程を約2週間繰り返し、氷層下の凍結していないビールのアルコールが約12%へと凝縮されます。
非常に丁寧に製造されている為、従来のアヴェンティヌスの持つスムーズで優雅な風味を一切損なうことなく、
一層凝縮されています。ワインの様な芳醇な香りにヴァイスビールのキレの良さを併せ持つ
贅沢なヴァイツェンビールの珠玉の傑作です。

by amber-times | 2016-04-12 11:22 | BEEEEER
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